私は、完璧主義です。
完璧でなくてはならない。
自分の中で、【完璧】がある。
その完璧に少しでも足りてなければ、それは【無い】に等しい
本当に0か100
私は、ダンスをしてました。
私の完璧は、えみこちゃんという子の踊りでした。
私は、彼女を尊敬し妬ましく思っていました。
彼女は、私の思うダンスのできる完璧な子でした。
でも、彼女はまだまだダメダメだといって
毎日毎日レッスンを欠かさずにしていました。
私の見ていた【ダンスができる完璧なえみこちゃん】は
彼女の努力の賜物。
私は、そこには気づかず 彼女には才能があり
元々ダンスが上手かった。
私は彼女より才能が無い。
私は完璧じゃない。
だから私は、人前で胸を張って踊ることはできない。
なぜなら、完璧ではないから。
私は、ダンスを頑張ってるつもりでした。
でも今思うと、【つもり】だったんです。
そして、それ以上努力をしなかった。
私には、まだまだできる力があるんだ。という
希望を残しておきたくて。
だから、私はわたしの考える完璧にはたどり着けなかった。
そもそも辿り着こうともしていなかった。
中途半端にできる踊り。
誰にも言えない私のダンス歴。
私は、【完璧でなくてはならない】という呪縛を作り
ただただ、努力することから目をそむけただけなんです。
自分の可能性を守りたくて
自分で自分の可能性を潰してたんです。